テイレシアスは、王の近未来を予言をします。「あなたはバッカス(ディオニュソス)の祭儀を見ないでいられたらよかったのに。あなたの叔母セメレの子バッカスがテーバイ市にやってくる。この神に敬意を表さなければ…」
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酒神バッカス「その時です。今までは酔って眠ってるかのようでしたが、男の子が口を開いたのです。『なんの騒ぎなの? 船乗りのおじさんたち、僕をどこへ連れて行こうっていうの?』
叔母アウトノエはペンテウス王の右腕をもぎとりました。すると、もう一人の叔母イノが左腕をちぎりとったのです。王は両腕のない体で正面にいた母アガウエに助けを求めました。しかし……
暗がりばかりを求めていたミニュアスの娘たちの手足は小さくなり、皮膜が広がり、腕は薄い翼になったのです。そして、小さくなった体は宙に浮いているのです。
ある日、ピュラモスとティスベは、こんな取り決めをしました。夕暮れになったら、見張りの目をかわして、門の外の町はずれにあるニノス王の墓、白い実をつけた桑の木の陰で落ちあおうと。
ウルカヌス(ヘパイストス)は、真鍮の目に見えないくらい細い鎖であんだ罠を作りましたの。それをベッドに仕掛けたの。こうして、マルス(アレス)とウェヌス(アフロディテ)様は捕まってしまったのです。
ウェヌス(アフロディテ)の復讐は、太陽神をレウコトエに恋させ、さらにその愛人であるクリュティエに嫉妬させることでした。しかし、レウコトエの父王オルカモスは、娘と太陽神の密通を許さず、無情にも娘を生き埋めにしてしまいます。
「神様、どうかお願いです。いつまでも2人をこのままにして、引き離さないでくださいますように!」神様はサルマキスの願いを聞き入れました。2人の体は1つの体[男女]になったのです。
狂ったアタマスは母親イノの胸から笑っている幼子レアルコスを強引に引きはなします。空中で二度、三度まわした後、残酷にも硬い岩に頭を打ちつけました。
「神のみ心ならば、願わくばわたしもドラゴンとはいわず、蛇となって大地に横たわりたいものだ」こう言ったとたん、カドモスは蛇に変身しはじめました。
「よろしい。わたしをもてなすのが嫌だと言うなら、これを見よ!」ペルセウスはメドゥーサの首を取り出し、アトラスの顔の前に突き出しました。たちまちアトラスは、大きな岩山に変わりました。
ペルセウスはメドゥーサを退治した後、空をさまよいアトラスの国を訪れたりしていたのです。その後、アイティオピアの上空から、生贄にされて岩につながれたアンドロメダを見つけたのです。