ギリシャ悲劇 ヘレネ[4]ヘレネとメネラオス、とうとうエジプトから出航! ヘレネの策略は、恋に狂ったテオクリュメノス王を自在に動かします。ヘレネとメネラオスは快速船を王に手配してもらうと、海岸にいた部下たちを船に乗せ出航します。はたして、ヘレネとメネラオスは無事にエジプトを逃れられるでしょうか。 2022-12-09
ギリシャ悲劇 ヘレネ[3]予言者テオノエとヘレネの一世一代の策略 恐れていた予言者レオノエはメネラオスのことをテオクリュメノス王には黙っていてくれることに。しかし、故国スパルタに帰る方法は自分たちで考えなければなりません。 2022-12-02
ギリシャ悲劇 ヘレネ[2]ヘレネとメネラオスの17年後の再会、予言者テオノエの脅威 メネラオスがトロイアから連れ戻したヘレネは、なんとゼウスの妃ヘラが雲で造った肖像だったのです。パリスの審判でアフロディテに負けたヘラは、ヘレネをパリスに渡したくはなかったのです。しかし、、最大の脅威は王の妹、すべても見通す予言者テオノエです。 2022-11-26
ギリシャ悲劇 ヘレネ[1]驚愕の真実!ヘレネはトロイアでなくエジプトにいた? パリスと一緒にトロイアに連れ去られたメネラオスの妻ヘレネ。ギリシャ人に不貞の女、不実の女と批判されました。しかし、この悲劇『ヘレネ』では、パリスに連れ去られたのは本物のヘレネではないうことですが? 2022-11-21
ギリシャ悲劇 トロイア戦争|ヘカベ[3]トラキア王ポリュメストルへの制裁 ヘカベは女たちの手を借り、トラキアの支配者ポリュメストルの目を潰し、二人のふたりの幼子も殺して、ポリュドロスの復讐を果たしました。アガメムノンはこの騒ぎを公平に判断するために、ポリュメストルとヘカベの言い分を聞きます。 2022-11-06
ギリシャ悲劇 ヘカベ[2]さらなる悲劇 末っ子ポリュドロスの死 ポリュクセネの犠牲 女の中で一番不幸なトロイア王プリアモスの妃 トロイアのヘカベの娘ポリュクセネは、処刑される前にこう言いました。「わたしは進んで死ぬのです。誰もわが身に触れてはなりません。首は差し出しましょう。自由な女として死ぬために」と… 2022-11-03
ギリシャ悲劇 ヘカベ[1]女の中で一番不幸なプリアモス王の妃 トロイアの王妃ヘカベ。これほどの不幸な女性の話は聞いたことはありません。ヘカベの子供たちすべて、トロイア陥落前後に、みな殺されてしまいました。その悲惨な彼女を扱った悲劇が、エウリビデス作『ヘカベ』です。 2022-10-31
ギリシャ悲劇 トロイアの女たち[3]戦争の原因ヘレネ vs 悲嘆のヘカベの論争 ヘレネ vs ヘカベ。ヘレネの言い分は独りよがり。ヘカベは敢然と反論します。今まで悲嘆にくれていたのが嘘のよう。ヘカベはいざという時には凄い力を発揮します。 2022-10-15
ギリシャ悲劇 トロイアの女たち[2]カッサンドラの狂気とアンドロマケの絶望 ヘカベの二人の娘カッサンドラとポリュクセネ。その予言は信じてもらえないカッサンドラ、アキレウスの墓の前で犠牲にされたポリュクセネ。また、ヘクトルとアンドロマケの子は城壁から落とされ殺されます。 2022-10-13
ギリシャ悲劇 トロイアの女たち[1]敗戦国トロイアの女たちの悲嘆 トロイアの敗戦後、女たちは戦勝国ギリシャの男たちの奴隷や夜伽の相手として扱われます。特に悲惨なのは王妃や王女。以後、彼女らは高い身分から奴隷や夜伽の身分に落とされるからです。 2022-10-12
ギリシャ悲劇 ヒッポリュトス[3]テセウスの怒りにポセイドンが雄牛を派遣 パイドラの偽りの書板を信じ、息子ヒッポリュトスに激怒するテセウス。テセウスの呪い(ポセイドンの雄牛)が、ヒッポリュトスに襲いかかります。死に瀕したヒッポリュトスとテセウス。狩と月の女神アルテミスが現れ真実を教えます。 2022-10-08
ギリシャ悲劇 ヒッポリュトス[2]テセウスの子を恋する継母パイドラと貞淑の誇り! 乳母から継母パイドラの自分への恋を告げられたヒッポリュトス。激しく激怒し、乳母とパイドラをののしります。ついに、パイドラは死を選び、彼女の死を目の当たりにしたテセウスは… 2022-10-06